日産 マーチ 新型、タイで輸出開始記念式典を開催

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マーチ(画像は北京モーターショー10)
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日産自動車は30日、タイの子会社タイ日産自動車(NMT)が新型グローバルコンパクトカー『マーチ』の国外向け輸出を6月上旬から開始したのを記念して同社の車両組立工場で出荷式を行った。

日本で発売するマーチもタイ製となる。マーチは同社の新たな世界戦略車として、中国やインド、メキシコなど、グローバルに生産をおこなう。販売は、160以上の国と地域を予定しており、2013年にはマーチと同じプラットフォームを使用した小型車を全世界で100万台以上販売する計画。

最初の生産開始国であるタイでは2010年度に9万台を生産し、タイ国内市場、日本のほか、アジア、オセアニア地域へ輸出する予定。

各国に先駆け、3月からマーチの販売を開始したタイでは、年間2万台の販売目標に対し、すでに約1万6000台を受注している。

NMTの長谷川亨社長は、出荷式で「マーチは、NMTでの徹底したモノづくり、生産管理システムやサプライヤーとの緊密な協力によって品質要求の厳しい日本市場においても高い評価を頂ける商品に仕上がったと自負している」

「関係各位の並々ならぬ努力により、本日この出荷式を迎えることが出来たのは、NMTの誇りでもあり、タイにおける日産にとっての新しい一歩になる」と語った。

《レスポンス編集部》

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