横浜ゴムなど3社、タイヤ空気圧を一元管理できるサービスを開始

自動車 ビジネス 企業動向
タイヤ空気圧モニタリングシステムのイメージ
タイヤ空気圧モニタリングシステムのイメージ 全 3 枚 拡大写真

横浜ゴムは7月より、日立システムアンドサービス、京セラコミュニケーションシステムの3社共同で、タイヤ空気圧を一元管理するサービスを提供する。

新たに実施するタイヤ空気圧モニタリングシステムのASPサービスは、横浜ゴムのトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES」と、日立システムのトラック運行管理ASPサービス「e-trasus」、京セラコミの高精度GPS端末「イチしるべ」が連携する。

具体的には、HiTESで収集したタイヤの空気圧・タイヤ内空気温度情報をイチしるべに転送し、位置・速度情報を追加して携帯電話網でe-trasusサーバへデータ送信する。

運行管理者はASPサービスにより、インターネットを通じてe-trasusシステムへアクセスし、車の動態管理・運行管理に加えて、タイヤ空気圧・タイヤ内空気温度をリアルタイムに把握し、これまでほとんどがドライバー任せ立った空気圧の管理を運行管理者が一元管理することができる。

タイヤ空気圧を適正管理することで、走行安全性の向上と燃費改善に役立ち、タイヤに関するトラブルのリスクを低減できる。タイヤ寿命の向上によるコストダウンも図れる。

システムでは、車の現在位置や走行ルートを地図上で把握可能で、出発・到着時刻、作業場所、作業時間など運転日報の作成にも活用できる。HiTESはトレーラへの装着も可能なため、トラクタから切り離した後のトレーラ(荷台や客車部分)の位置確認も容易となる。

横浜ゴムは「タイヤ空気圧の適正管理は走行安全性の向上と燃費改善による環境負荷の低減、また、タイヤ寿命の向上によるコスト削減にもつながります」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る