BMW初の市販EV、イメージスケッチ公開

エコカー EV
メガシティビークルのイメージスケッチ
メガシティビークルのイメージスケッチ 全 1 枚 拡大写真

BMWは2日、2013年に市販予定の小型EV、『メガシティビークル』(仮称)のイメージスケッチを初公開した。

メガシティビークルは、BMW初の市販EV。全長約4mの小型ボディに4シーターレイアウトを採用し、都市部でのニーズに応えたEVを目指す。日産が年内に発売する『リーフ』が全長4445mmだから、ひと回りコンパクトなEVとなる。

同車の大きな特徴として挙げられるのが、軽量化のために、量販車としては世界初のカーボンファイバー製パッセンジャーセルを採用することだ。BMWはSGLグループと共同で、低コストのカーボン素材の開発を進めており、そのノウハウがメガシティビークルに応用される。

メガシティビークルのスペックは、現時点では公表されていない。関係者によると、最大出力150psを発生するモーターを床下に搭載し、後輪を駆動。2次電池は蓄電容量35kWhのリチウムイオンバッテリーで、最高速153km/h(リミッター作動)、最大航続距離160km程度の性能が与えられるもようだ。

BMWが公表したイメージスケッチからは、フロントにエンジンを置く現行BMW各車とは異なり、ショートノーズの斬新なシルエットが見て取れる。

メガシティビークルは2013年、BMWの下に位置する新ブランドから発売される見込み。そうなると、BMWは思い切った価格戦略を打ち出す可能性があり、EV普及への動きとして注目できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る