ルノー、日産に続き欧州でEVツアーを開催

エコカー EV
フルーエンスZ.E.
フルーエンスZ.E. 全 6 枚 拡大写真
ルノーは7日、来年中盤に発売予定の電気自動車(EV)『フルーエンスZ.E.』と『カングーエクスプレスZ.E.』(Z.E.はゼロエミッションの略)に試乗できるツアー型イベント「ルノーZ.E.ロードショー」を開催すると発表した。

イベントを行うのはヨーロッパ16か国で、報道関係者、国や地方の専門家、オピニオンリーダーなど2000人以上が2台のEVに試乗できるとしている。期間は来年2月末までを予定している。

フルーエンスZ.E.とカングーエクスプレスZ.E.は、ともに今年4月15日に発表されており、すでに専用ウェブサイトにおいて予約受付を開始している。

フルーエンスは4748×1813×1458mmのボディサイズ、2701mmのホイールベースを持つ3ボックス4ドアセダンの乗用車、カングーエクスプレスZ.E.は日本にも正規輸入されているカングーの商用車版で、4213×1829×1818mmのボディサイズ、2697mmのホイールベースを持つ。

2台の最高出力はフルーエンスが95ps、カングーが60psと異なるが、最大トルクは23kgmで同じ。160kmの航続距離、135km/hの最高速度も共通となっている。日産とNECの合弁企業であるAESC製リチウムイオン電池の充電は、カングーは一般家庭用電源と急速充電の2種類で、フルーエンスではほかに「クイックドロップ」と呼ばれる電池交換式にも対応している。

ルノー日産アライアンスは2020年には自動車の10%がEVになると見積もっており、40億ユーロの予算と2000名のスタッフをプロジェクトに投入している。今回の「ルノーZ.E.ロードショー」は、先に発表された日産の「ザ・ニュー・アクション・ツアー」とともに、この目標を実現するためのメニューのひとつと見ることができる。

《森口将之》

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