[動画]シトロエン DS3 R3 をWRCドライバーが試す

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DS3 R3(動画キャプチャ)
DS3 R3(動画キャプチャ) 全 6 枚 拡大写真

シトロエンの最新ラリー用車両、『DS3 R3』。9日、シトロエンのWRC(世界ラリー選手権)ドライバー、ダニエル・ソルド選手による同車のテスト映像が、動画共有サイトで公開された。

DS3 R3は、FIA(国際自動車連盟)が定める「グループR3T」カテゴリーへの参戦を目的に、『DS3』をベースに開発。グループR3Tとは、排気量1.6リットル以下のターボ車で競うカテゴリーだ。

同車の開発には、WRCに参戦中のシトロエンレーシングが参画。エンジンはDS3と同じ、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」。エアフィルター、カムシャフト、ピストン、コネクティングロッド、エグゾースト、ターボチャージャー、コンピューターなどを専用品に交換し、最大出力210ps/4750rpm、最大トルク35.7kgm/3000rpmを引き出す。

FIAの安全基準を満たすロールケージや、自動消火システムなどを採用。バッテリーは、重量バランスに配慮し、シート後方にレイアウトされた。トランスミッションは、『C4WRC』と同じ6速シーケンシャル。リアの強化クロスメンバーをはじめ、専用サスペンションは、グラベルからターマックまで、幅広いセッティングを可能にする。

DS3 R3は、年内に実戦デビューを果たす予定。シトロエンのWRCドライバー、ダニエル・ソルド選手によるテスト映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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