IZODインディカーシリーズは14日、米国インディアナポリスにおいて、2012年シーズンから導入する新型シャシーを公開した。
新しいシャシーは、2003年からインディカーで実績を重ねてきたダラーラ製を採用。このダラーラ製シャシーを基本に、フロントノーズやリアウイングなどの部品を、他社のパーツに交換できるという画期的システムが導入される。
新シャシーを巡っては、ローラ、スウィフト、デルタウイング、BATなど5社が、激しい受注競争を繰り広げてきた。各社のアイデアの中には、斬新なものも含まれ、2012年シーズンの行方が注目されていた。
最終的に、IZODインディカーシリーズは、ダラーラのセーフティセルの高い安全構造や、価格が現行よりも約25%抑えられる点を評価。ダラーラが2012年シーズンのシャシーサプライヤーに選ばれた。
2012年シーズンのインディカーシリーズに関しては、エンジン排気量は2.4リットルが上限となることが決定している。