【EVEX & CSF 10】電磁波ノイズや熱対策でEV進出をねらう

エコカー EV
百花繚乱…異業種からのEV参入
百花繚乱…異業種からのEV参入 全 4 枚 拡大写真

工業用プラスチックファスナーや電磁波ノイズ、熱対策などの製品を扱う竹内工業(東京・北千束)は、これまで家電・OA機器・パソコンなどに納品していた製品を、電気自動車(EV)向けに改良した商品を展示していた。

【画像全4枚】

「自動車業界への提案は今年初だが、EVの普及前夜を見すえて参入をはかりたい」と同社は意気込む。

「素材と素材どうしが接触しあう部分の耐腐食性や、電磁波ノイズ対策などで実績のある当社の商品を、今後普及するEVの各部分に活かしていきたい」と同社。バッテリー周りのステンレスタイをはじめ、駆動系・電装系などのハーネス部分へのスリットチューブ・ノンハロゲンチューブ、ECU・制御系などの電磁波ノイズ対策部分への電磁波吸収シートやフェライトコアなどを展示した。

熱対策品には、パソコンのCPUまわりなどに使用されているサーモスター(低硬度熱伝導シリコーンゴム)をPR。

「今後、EVが普及しようとする際に電気・電子系統のコストや課題が出てくる。それを見越して我々の商品力をPRし、パートナーとなる相手を探していきたい」と同社は話していた。

EVEX:電気自動車開発技術展2010とCSF:クリーン発電&スマートグリッドフェア2010は16日まで、パシフィコ横浜で開催。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  2. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  3. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  4. ジープ、新型電動SUV『リーコン』発表…650馬力モーターで伝統の4×4性能を実現
  5. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る