スバル、最大10万円保証…エコカー補助の終了迫る

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エコカー補助金の打ち切りが迫っている中、スバル富士重工業は「10万円安心保障キャンペーン」を実施する。

キャンペーンは、9月30日以前にエコカー補助金が打ち切りとなった場合でも、キャンペーン期間中に成約した分については最大で10万円をスバルが保証するもの。

キャンペーン期間は9月5日成約分まで。『レガシィ』、『インプレッサ』、『フォレスター』、『エクシーガ』、『デックス』は10万円保証し、『ルクラ』、『ステラ』、『プレオ』は5万円保証する。エコカー補助金では車歴13年超の廃車を伴う場合、最大で25万円の補助金が支給されるが、キャンペーンでは最大10万円とする。

エコカー補助金は、財源があれば9月末で、財源がなくなればその時点で打ち切りとなり、9月末までに新車登録を完了することが給付の条件。オプションやカラーなどの条件によっては、7月中の注文が期限ギリギリとなる。駆け込み需要が予想され、9月末よりも前に補助金の財源が底をついて打ち切りになるとの観測もある。

富士重は、最大10万円保証するキャンペーンを通して顧客に安心感を与え、販売を促進する方針だ。ただ、こうしたインセンティブのキャンペーンは、10月以降も継続を迫られる可能性があり、収益悪化リスクのある「禁断のキャンペーン」とされている。他社が今後、追随するのか注目される。

《レスポンス編集部》

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