レクサス IS、米国で先行マイナーチェンジ

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ISの2011年モデル
ISの2011年モデル 全 8 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は16日、レクサス『IS』の2011年モデルを発表した。2005年にデビューした現行ISは、08年秋にマイナーチェンジを受けているが、今回、再びエクステリアに手直しを加えている。

フロントは、グリルやフロントバンパーを変更。「IS350」グレードは、ヘッドランプをHID化し、流行のLEDデイタイムランニングライトを組み込んだ。このヘッドランプは、「IS250」にはオプションだ。

リアは、新デザインのテールランプとマフラーを採用。全グレードに標準の17インチアルミホイールも形状を一新した。オプションの18インチもニューデザインに。内装は、新しいトリムでリフレッシュしている。

IS250とIS350の後輪駆動モデルには、新しい「Fスポーツパッケージ」を設定。ISシリーズの頂点に立つ「IS-F」をモチーフにしたフロントスポイラーやトランクスポイラーを装備する。グリルと18インチアルミホイールは、ダーククローム仕上げ。専用ボディカラーとして、ウルトラソニックブルーが用意される。

Fスポーツパッケージは、サスペンションやステアリング系にも専用チューンが施され、走行性能をアップ。レザーとマイクロファイバーを組み合わせた専用シートは、サイドサポート性を引き上げたデザインだ。ステアリングホイールやシフトレバー、ドアシルには、「Fスポーツ」のロゴが添えられた。

また、従来IS250だけに用意されていた4WDグレード、「AWD」を、IS350にも拡大設定。IS250のAWDは、米国のISシリーズ中、30%の販売ボリュームを占めており、AWDグレードの選択肢を増やすことで、顧客のニーズに対応している。

レクサスISシリーズの今年上半期(1〜6月)米国販売は、前年同期比3.6%増の1万6142台。米国トヨタ販売は、2011年モデルの投入で、前年実績超えの維持を狙う。

《森脇稔》

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