三菱ふそう、商用車用デュアルクラッチを開発…燃費を低減

自動車 ビジネス 企業動向
新開発デュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」
新開発デュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」 全 1 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは20日、伝達効率を極限にまで高めた6速デュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」(デュオニック)を開発した。商用車向けデュアルクラッチの実用化は世界初としている。

同社はこれまで、2ペダル式自動トランスミッションを開発してきたが、DUONICはその集大成となるもの。DUONICは、従来の機械式自動トランスミッションの基本構造をベースにデュアルクラッチ化し、変速ショックを最小限に抑えるとともに、変速時のトルク抜けを解消、滑らかなシフト感を実現する。

DUONICの変速制御では、ファジィ制御を採用し、車両の負荷、車速、アクセル開度などを総合的に判断した上で、ドライバーの意思に近い変速となるよう制御する。伝達ロスの少ない機械式トランスミッションの特性、適切な変速プログラムによるギヤ選択によって、理想的な省燃費とパワフルでゆとりのある走りを両立する。また、ECOモードによる早めのシフトアップを可能とし、渋滞時での燃費悪化を抑える。

湿式クラッチを採用して、トルコン式ATと同様のクリープ機能を追加した。微速走行時の速度コントロールや坂道発進も容易となる。また、乗用車で普及しているトルコン式ATと同様に、トランスミッションにパーキング機構を追加した。トランスミッション内部のギヤをロックすることで、車両を確実に固定し、安全性を高める。

DUONICは、設計から制御プログラムの構築まで、同社が独自に実施し、生産・組立も同社で行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  2. クスリのアオキホールディングス、「cars WELLNESS」導入…従業員と社用車向けに
  3. トヨタが『カローラクロス・ピックアップ』開発中か? 日本市場でヒットの予感
  4. トヨタ2000GT、1/18スケールモデル予約開始…実車3Dスキャンでボディ形状を再現
  5. ホンダ『N-BOX』改良新型、「CUSTOM」が表情一新…6月22日から先行予約
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. ブリヂストンが新ホースブランド「ØPTIFY」発表、タイヤ事業のノウハウ応用…水素ステーション向け水素充填ホースも
  3. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  4. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  5. 「もはや地図事業だけではないHERE」…人とくるまのテクノロジー展2026初出展の背景を枝代表に訊ねる
ランキングをもっと見る