国連「静かな車」作業部会 日本の指針に一定の支持

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国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の騒音分科会に設けられた「静かな車」作業部会(座長=米国環境保護局)の第3回会合が7月13日から15日まで東京で開催された。

会議では、日本側が今年1月に策定したハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン策定の経緯やコンセプトなどについて説明し、一定の支持を得た。また、車両から発する音の種類、音量などの試験方法などについても意見交換し、当面、日本のガイドラインをベースとした対策を検討していくことを次回騒音分科会で報告するとともに、将来的な基準化に向けた検討を引き続き行うことを確認した。

次回会合は9月末ごろドイツで開催するが、国土交通省では今後とも作業部会への積極的な貢献を続け、日本のガイドラインを中心とした国際標準化に向けて取り組む方針だ。

今年2月に設置された作業部会では、急速に普及しているハイブリッド車などが静か過ぎることが歩行者等にとって危険なものとならないよう、その対策のあり方について各国が情報交換し、国際的な整合を図ることが目的。

《レスポンス編集部》

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