VWグループ世界販売、過去最高…2010年上半期実績

自動車 ビジネス 企業動向
ポロ
ポロ 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは23日、今年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は上半期としては過去最高の358万台で、前年同期比16%増を達成した。

市場別では、中国が最多で、前年同期比45.7%増の95万0300台をセールス。フォルクスワーゲン『ラヴィダ』や『ボーラ』、アウディ『Q5』、シュコダ『ファビア』が販売増に貢献した。

インドは、前年同期比112.9%増の1万7400台。アジアパシフィック市場全体では、45.2%増と大きく伸びた。

米国では、前年同期比29.2%増の17万5300台を販売。欧州では、4.7%増の174万台を売り上げた。欧州ではスペインが40.8%増の15万1100台、英国が31.9%増の20万9500台と好調だった。

ブランド別では、フォルクスワーゲンの乗用車が、『ポロ』や『ティグアン』人気の効果もあって、前年同期比16.2%増の226万台。アウディは19.1%増の55万4900台、シュコダが14.9%増の37万8700台、セアトが4.9%増の37万8700台という結果だ。

フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「革新的で環境に優しい商品が顧客に支持され、上半期の販売は好調だった。しかし、通年では、世界経済の情勢を慎重に見極める必要がある」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る