フォード エクスプローラー 新型発表…燃費20%以上改善

自動車 ニューモデル 新型車
エクスプローラー
エクスプローラー 全 12 枚 拡大写真

フォードモーターは26日、米国ニューヨークにおいて、新型『エクスプローラー』を公開した。先代モデルに対して燃費を30%以上改善し、クラストップレベルの燃費性能を標榜する。

新型には2種類の新エンジンが搭載されるが、注目は直噴2.0リットル直列4気筒ターボ「エコブースト」だ。可変バルブの「Ti-VCT」などの採用により、最大出力は237ps/5500rpm、最大トルクは34.6kgm/1700~4000rpmと、先代の4.0リットルV6と互角のパワーを発揮する。

その一方、2200~2800バールという高圧で燃料を噴射する直噴システムや効率を高めた6速ATを採用。先代4.0リットルV6比で、30%以上の燃費改善を実現している。

新3.5リットルV6は、上級グレードの「XLT」と「リミテッド」にラインナップ。こちらは、最大出力290ps、最大トルク35.3kgmを引き出しながら、先代比で20%以上燃費を改善させた。フォードによると、ホンダ『パイロット』を上回る燃費性能だという。

このほか、新型には新しい4WDシステム、「テレーンマネジメント」やコーナリング性能を高める「カーブコントロール」など、数多くの先進技術を搭載。エクステリアは力強さ、インテリアはクオリティが追求された。

新型のチーフエンジニア、ジム・ホランド氏は、「新型はエクスプローラー伝統の悪路走破性、動力性能、使い勝手の良さを備えながら、クラストトップレベルの燃費性能を実現した」と自信たっぷりだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る