日産山下副社長「3リッターカー実現のエッセンス」

エコカー 燃費
1.2リットルスーパーチャージャーエンジンを搭載したマイクラ(マーチ)プロトタイプ
1.2リットルスーパーチャージャーエンジンを搭載したマイクラ(マーチ)プロトタイプ 全 5 枚 拡大写真

日産自動車は28日、同社の追浜工場内(神奈川県横須賀市)で開いた先進技術説明会で、スーパーチャージャーエンジンを搭載した欧州向けの新型『マイクラ』(日本名マーチ)を公開した。

同社として初のミラーサイクルの直噴エンジンにスーパーチャージャーを採用し、燃費性能と加速性能を両立させたとアピールしている。

欧州の測定方式によるとCO2(二酸化炭素)の排出量は1km走行当たりで95グラムを達成(手動変速機)した。HV(ハイブリッド車)などを除くガソリン車では世界最高の環境性能となる。

日産は燃料3リットルで100kmの走行が可能な「3リッターカー」の開発を進めているが、山下光彦副社長は「3リッターカーのエンジンのエッセンスが完成した」と述べた。

日本の10・15モード等による燃費は測定していないものの、開発担当者によると通常のマーチより2割程度の改善につながるという。日産は来年度にこのマイクラをまず欧州で投入する。

《池原照雄》

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