[動画]ゾンダR、ニュルブルクリンクで新記録…6分47秒50

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ゾンダRのニュルアタック(画像は動画キャプチャー)
ゾンダRのニュルアタック(画像は動画キャプチャー) 全 3 枚 拡大写真

イタリア・パガーニ社のスーパーカー、『ゾンダR』。同社は26日、ドイツ・ニュルブルクリンクで行ったタイムアタックの映像を、動画共有サイトで公開した。

[動画リンク]

ゾンダRは『ゾンダ』シリーズの究極のサーキット仕様として、2009年1月に発表。ミッドシップには、メルセデスベンツの高性能車開発部門、AMG製の「M120型」6.0リットルV型12気筒を搭載する。このエンジンは、メルセデスベンツ『CLK-GTR』用に開発されたユニットで、最大出力750ps、最大トルク72.4kgmを引き出す。

トランスミッションは、6速シーケンシャル。ボディやシャシーにはカーボンやアルミ、チタンを使用して、車重は1070kgに仕上げられ、0-100km/h加速2.7秒、最高速350km/hという世界最高峰のパフォーマンスを実現する。ゾンダRは15台が限定生産され、価格は150万ユーロ(約1億7000万円)だ。

パガーニ社は6月29日、このゾンダRをニュルブルクリンクに持ち込み、タイムアタックを敢行した。ドライバーには、レーサーのマルク・バッセン選手を起用。そして、ゾンダRは6分47秒50という驚異的なタイムを記録した。

このタイムは、英国ラディカル社の『SR8LM』が2009年8月に打ち立てた6分48秒を上回るニュルのラップタイム新記録。ただし、SR8LMはナンバープレートが取得できる公道走行可能車、ゾンダRはナンバープレートが付けられないサーキット専用車という点に留意する必要がある。

フェラーリ『599XX』の6分58秒16さえ上回る、ゾンダRの迫力のニュルアタック映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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