日産 GT-R、ロイヤリティプランを改定…性能向上で査定アップなど

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日産自動車は7月30日、『GT-R』オーナー向けに「ロイヤリティプラン」を展開すると発表した。

新しいロイヤリティプランは、GT-Rが発売後3年目を迎えることから、良質で資産価値の高いGT-Rの中古車を流通させるため設定するもので、11月以降に導入する。

オーナーロイヤリティプランでは「GT-R特別査定基準」を設定する。具体的にはGT-Rの査定時、バージョンアップキットやGT-R特約サービス工場の車両保証継続部品を装着し、性能が向上している車両は加点する。認定テクニカルスタッフが、保証の継承が不可能となるような不正改造の有無やサーキット走行後の点検実施有無、GT-R特別点検実施有無などをチェックし、未実施車両は減点する。

また、認定中古車の認定基準も改定する。GT-Rの認定中古車制度では「日産ハイパフォーマンスセンター(NHPC)」で車両のチェックと整備、必要な部品交換を実施し、新車とほぼ同等の性能、品質を維持した良質な車両を「認定中古車」として販売する。認定中古車は、全国のNHPCか、日産販売会社ごとに選抜された「日産U-CARS」1店舗で販売する。

従来の認定中古車制度では、初年度登録から3年以内で走行距離が年間2万km以内の車両が認定基準だったが、社内でのニュルブルクリンクサーキットでの走行を始めとした耐久試験の結果や市場での使われ方と車両の状態を調査した結果、GT-Rの性能が確認できたことから、初年度登録から5年以内、累計走行距離が10万km以内の車両であることを認定基準とする。

このほか、認定中古車を購入した人を対象に、2010年モデルに装着された部品をセットで装着可能なキットを設定する。キットは、車両を購入した日産の中古車センターで購入と装着が可能。価格は未定。

一方、GT-Rのトランスミッションについては9月から部品単品交換による整備を可能とするなど、メンテナンス性の向上も図っていく。

《レスポンス編集部》

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