スバル富士重の第1四半期決算…レガシィ など好調で2期ぶり黒字
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売上高は前年同期比36.5%増の3703億円と大幅増収となった。売上げ台数は国内がスバル『レガシィ』などが好調で同7.8%増の3万5000台となった。海外もレガシィ効果が続く北米や中国などが好調で同70.8%増の11万5000台となった。トータルでは、同50.1%増の15万台だった。
収益では、為替差損49億円の減益効果があったものの、モデルミックスの改善で441億円、原価低減で34億円などの増益効果があり、営業利益は226億円と黒字となった。
当期純利益も191億円と2期ぶりに黒字化した。
業績好調を受けて、中間期業績見通しは上方修正したが、為替動向や原材料価格の動向などが不透明なため、通期業績見通しは前回予想を据え置いた。
《レスポンス編集部》