リチウムイオン電池、東芝が酸化物系負極で総合力トップ

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東芝のリチウムイオン電池セル SCiB
東芝のリチウムイオン電池セル SCiB 全 2 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、負極に酸化物系材料を用いたリチウムイオン2次電池の技術領域の競合状況を調査し、その結果を簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:リチウムイオン2次電池 酸化物系負極」にまとめた。

調査では、今年4月時点での個別の特許の注目度を得点化した「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見て評価した。

結果、総合力ランキングでは、1位が東芝となった。東芝は出願件数、権利者最高スコア、権利者スコアの3指標ともトップ。東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、安全性の高い酸化物系(チタン酸リチウム)負極が特徴で、ホンダが今年12月に発売する電動バイクに採用されるほか、GSユアサと合弁会社を設立している三菱自動車にも電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を供給する予定で、東芝の技術競争力の高さを示している。

2位はパナソニックで、3位がソニーとなった。

レポートの価格は10万5000円。

《レスポンス編集部》

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