リチウムイオン電池、東芝が酸化物系負極で総合力トップ

自動車 ビジネス 企業動向
東芝のリチウムイオン電池セル SCiB
東芝のリチウムイオン電池セル SCiB 全 2 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、負極に酸化物系材料を用いたリチウムイオン2次電池の技術領域の競合状況を調査し、その結果を簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:リチウムイオン2次電池 酸化物系負極」にまとめた。

調査では、今年4月時点での個別の特許の注目度を得点化した「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見て評価した。

結果、総合力ランキングでは、1位が東芝となった。東芝は出願件数、権利者最高スコア、権利者スコアの3指標ともトップ。東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、安全性の高い酸化物系(チタン酸リチウム)負極が特徴で、ホンダが今年12月に発売する電動バイクに採用されるほか、GSユアサと合弁会社を設立している三菱自動車にも電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を供給する予定で、東芝の技術競争力の高さを示している。

2位はパナソニックで、3位がソニーとなった。

レポートの価格は10万5000円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る