8月8日、スズキ『キザシ』をはじめ3台のスズキ車が、日本〜ロシア〜カナダ〜アメリカの4か国/2大陸、約7500マイルを走破するアドベンチャーツアー「The Hard Way」がスタートする。
このアドベンチャーツアーは、モータートレンド誌がスズキのフラッグシップセダン「キザシ」、同誌の姉妹誌である『4Wheel&Off-Road』誌が4WDピックアップトラック『エクエーター』、そして「Motorcyclist」誌がデュアルスポーツバイク『Vストローム650』を駆って舗装路、不整地を含めた全行程を走破するもの。
東京を出発した一行3台は、キザシを生産しているスズキ相良工場に立ち寄った後、松江港から日本海をウラジオストックに渡りシベリアを走破。再び海路でアラスカ、アンカレッジに渡ったのち、カナダとアメリカ西海岸を走破し、約1か月後にゴール地点であるカリフォルニア州ブレア市のアメリカン・スズキ本社に到着する予定だ。
今回使用されるキザシはノーマルのAWD仕様をベースに、不整地走破の為にタイヤをエンデュランス仕様に履きかえ、足回り保護用のスキッドプレートや追加のスペアタイヤキャリアと工具キットを装着。ロシアの走行区間のみストロークを伸ばしたサスペンションに変更される。
エクエーターは日産『フロンティア』のOEM供給を受けたスズキブランドのピックアップトラックで、4リッターV6エンジンを搭載する4WD仕様。Vストローム650は650cc・Vツインエンジンを搭載するスポーツバイクで、今回のツアー仕様ではスキッドプレートが追加されるほか、ダート性能に優れたピレリ製のタイヤが装着される。
このアドベンチャーツアーの様子は、フェイス・ブック、ツイッター、ユーチューブに随時アップされる予定だ。