インド自動車工業会は9日、インド国内の7月新車セールスの結果をまとめた。商用車を含めた全販売台数は、25万3574台。前年同月比は36.9%増と、2桁増は13か月連続だ。
全販売台数のうち、乗用車は前年同月比36.9%増の20万2093台。単月で初の20万台超えを達成するとともに、7月の販売記録を塗り替えた。
乗用車のメーカー別販売では、スズキのインド子会社、マルチスズキが前年同月比33.4%増の9万0114台を販売して、首位を快走。主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル6万4079台を販売し、前年同月比は33.2%増と伸びた。
2位のタタは2万7864台をセールスし、前年同月比は62%増を記録。超低価格車の『ナノ』が9000台の人気となったほか、『インディゴ』シリーズが100%増の7007台を販売。『スモー』『サファリ』シリーズも、22%増の3251台を売り上げている。