メルセデスベンツ世界販売、9か月連続で前年比増…7月実績

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昨年の発売以来好調のEクラスセダン
昨年の発売以来好調のEクラスセダン 全 5 枚 拡大写真
ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の7月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は10万6100台で、前年同月比は12.9%増。9か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比17.1%増の9万7700台を販売。スマートは20.1%減の8400台だ。今年1〜7月世界販売は、グループ全体で前年同期比11.8%増の71万3500台を売り上げている。

メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラスセダン』が引き続き人気。新型Eクラスセダンは7月、前年同月比34%増の1万9200台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、47%増の5500台と好調だ。

また、『Cクラス』は前年同月比15%増の2万2200台、『Mクラス』は22%増の5000台、『GLK』は13%増の6300台をセールスしている。

7月の市場別販売は、西欧が前年同月比2.5%減の4万7100台と後退。そのうち、地元ドイツは1.8%減の2万3600台にとどまった。伸び率が顕著だったのは、アジアパシフィックエリアで、108.6%増の2万3300台。そのうち、香港を含む中国が、204.7%増の1万4600台をセールスした。米国も7%増の1万7400台と売れている。

ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当副社長は、「今年下半期も好調なスタートを切った。今秋以降、魅力的なニューモデルを投入する」と、語っている。

《森脇稔》

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