モーガン エヴァGT 発表…華麗なるグランドツアラー

自動車 ニューモデル モーターショー
エヴァGT
エヴァGT 全 5 枚 拡大写真

英国モーガン社は15日、米国で開幕した「第60回ペブルビーチ・コンクールデレガンス」において、新型グランドツアラー、『エヴァGT』を発表した。

モーガン社は、ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガン氏が1906年、英国に設立。モーガンの名前を一躍有名にしたのが、1910年に初公開した『3ホイーラー』。1936年には3ホイーラーを4輪化した『4/4』を発表する。この4/4は、軽量な木製フレームにパワフルなエンジンを載せるというブリティッシュライトウェイトスポーツカーの王道を行くもので、現在まで基本設計を変えることなく生産され続けている。

エヴァGTは、同社の最新モデル。2ドアクーペボディに4シーターのキャビンを持つ、グランドツアラーの提案だ。アルミ製シャシーは、2009年に同社の創業100周年を記念して発表された『エアロスーパースポーツ』がベース。ハンドメイドによって生み出されるアルミ製ボディは、流麗なシルエットが特徴だ。

ロングノーズの下には、BMW製の3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボを搭載。最大出力306ps、最大トルク40.8kgmを引き出す。1250kgの軽量ボディとの組み合わせにより、エヴァGTは0~100km/h加速4.5秒、最高速273km/hという卓越した性能をマークする。

エヴァGTは、限定1000台を生産。すでに5000ポンド(約67万円)のデポジットと引き換えに、予約を受け付けている。最終的な価格は公表されていないが、15万ドル(約1300万円)程度と見られる。2012年の半ばに、最初の100台がデリバリーされる予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る