【日産 ジューク 試乗】日本流プレミアムコンパクト…森口将之

試乗記 国産車
ジューク
ジューク 全 12 枚 拡大写真

プレミアムコンパクトというジャンル、歴史や文化に長けたヨーロッパ車にしかできない芸風だとあきらめていたけれど、ジュークを見たら「これって日本流プレミアムコンパクトでは?」と思えてきた。

【画像全12枚】

『マーチ』と同じクラスでありながら価格は約50万円高いのに、多くのユーザーが買っている。『ジューク』にプレミアム性があると認めた結果ではないだろうか。

なにがプレミアムなのか。もちろんデザインだ。フェンダーの盛り上がりはBセグメントとはとても思えないし、顔つきの強烈さは『GT-R』にも負けていない。インテリアでは「チラ見せ感」をねらったペイント仕上げのセンタートンネルやドアトリムが効いている。世界を制したサブカルチャーに通じる、ちょっとミステリアスな遊び心にあふれている。

太いタイヤを履いたシャシーはギリギリで帳尻を合わせているようで、乗り心地を粗くなる一歩手前で抑えつつ、落ち着いたハンドリングをモノにしている。それにしてはパワートレインがフツーすぎるけれど、あとで直噴ターボが出るそうだし、なによりもこのデザインを前にしたら細かい不満など吹っ飛んでしまう。

今後の日本車が目指すべき道を示した1台といえるのではないだろうか。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

森口将之|モータージャーナリスト
試乗会以外でヨーロッパに足を運ぶことも多く、自動車以外を含めた欧州の交通事情にも精通している。雑誌、インターネット、ラジオなどさまざまなメディアで活動中。著書に『クルマ社会のリ・デザイン』(共著)、『パリ流 環境社会への挑戦』など。

《森口将之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. ゼンリン、「都道府県型キーホルダー」全47種を発売…地図ブランドから誕生したカラビナ型アクリル雑貨
  3. ホンダ『ステップワゴン』『WR-V』『フリード』をレトロ&ワイルドに変身、ダムドが新カスタムパーツ4点を発売
  4. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  5. フィアットの超小型EV『トポリーノ』が米国上陸、最高速30km/hの低速電動車として販売…約230万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る