【モスクワモーターショー10】ジャガー XJ 防弾仕様、TNT爆弾15kgに耐える

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XJ センチネル
XJ センチネル 全 2 枚 拡大写真

英国ジャガーカーズは18日、ジャガー『XJ』の防弾装甲仕様車、「センチネル」を、25日に開幕するモスクワモーターショーに出品すると発表した。

センチネルは、防弾装甲車製造大手、CENTIGON社と共同開発。XJのロングホイールベース車の「XJL」をベースに、防弾ガラスやアンダーフロアを強化。ボディパネルは、高張力スチールにケブラーを組み合わせた専用素材とした。ジャガーによると、防弾性能規格は「B7」を満たし、15kgのTNT爆弾の攻撃にも耐えうるという。

その半面、車両重量は3300kgと約1400kg増加。直噴5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン(385ps、52.5kgm)をもってしても、0-100km/h加速は9.7秒、最高速は195km/hに制限される。重量増加に対応して、サスペンションやブレーキを強化。タイヤは245/45R19サイズのランフラットを履く。

ジャガーはこのXJセンチネルを、防弾装甲車の需要が高いロシア市場などへ投入する計画。同社のマイク・オドリスコル常務は、「センチネルは政府関係者をはじめ、VIPに最高のセキュリティを提供する」と、自信をのぞかせている。

《森脇稔》

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