ヒュンダイ米国新車販売、反動で11.4%減…8月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
ソナタ
ソナタ 全 3 枚 拡大写真
ヒュンダイモーターアメリカは1日、8月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は5万3603台で、前年同月比は11.4%減。昨夏に実施された新車購入補助政策、「キャシュ・フォー・クランカー」の反動で、14か月ぶりに前年実績を下回った。

乗用車系では、新型を今年2月に発売した『ソナタ』が、前年同月比81.1%増の2万1399台をセールス。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、24.7%増の2889台と好調だ。モデル末期の『エラントラ』は、30%減の1万5181台と後退した。

SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年同月比32.1%増の3343台を販売。しかし、マイナーチェンジを受けた『サンタフェ』は、47.3%減の5687台と落ち込んだ。

ヒュンダイの今年1〜8月米国新車販売は、前年同期比17%増の36万3491台。ヒュンダイモーターアメリカのデイブ・ズコフスキー副社長は、「10〜12月の3か月間に、最上級車の『エクウス』をはじめ、4つの新商品を投入する」とコメント。通年での販売新記録達成に向けた準備は万端のようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  2. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る