【e燃費チャレンジ】プリウス&PHV試乗 ライフスタイルに合わせて選べる近未来のエコカー… 竹岡圭

エコカー 燃費
 
  全 12 枚 拡大写真

今後エコカーの主流は、プラグインハイブリッド=PHVになると言われています。そして、ハイブリッドの量産車を最初に送り出したのが『プリウス』だったように、PHVを最初に日本の一般道に登場させたのも、やはりプリウスと名のつくPHVだったんですよね。

【画像全12枚】

プリウスとどこが違うのかと言えば、電池がまず違います。プリウスがニッケル水素なのに対し、プリウスPHVはリチウムイオン。これによって電気だけでの走行距離を、大幅に伸ばすことができたというワケなんです。とはいえ、高密度のリチウムイオン電池を大容量搭載するとなると、まだまだ未知の要素も多く現在はモニター実験段階。確かに、これが一気に市販化されて、電池のリコールなんてことになったとしたら、大問題に発展するのは間違いないので、これは賢明な判断だったと言っていいでしょう。

そしてズバリ走らせた感想はと言いますと、やっぱり後ろが重い。なんだか重たい荷物を背負っている気がするというのは、どうしても否めないんです。でも、これ一般道で使うにあたって、そんなに問題になるかというと、まぁこんなもんかな~で納得できるレベルじゃないかと思うワケです。それよりも、インフラを考えると実用性の面で、すぐに手が届く明日の未来にいちばん近いということが重要だと思うんですよね。

例えば、EVカーはどうしても航続距離に不安があります。いや、シティコミューターとして、また普段使いとしては問題はないところまで来てるとは思うのですが、冬場にエアコンをガンガン効かせて遠出するという使い方には、当然マッチしません。

もちろん使い方を割り切って、そういうときはレンタカーで出かければいいじゃん! と考えられるならよいのですが、1年のうち355日は4名以下でしか使わないのに、残りの10日のために3列シートミニバンしか考えられないという方もたくさんいるという、つまり万が一を考えてしまうのが日本の国民性。

355日のためにEVでいいじゃん! となるには、まだまだ時間が掛かることが簡単に予想されます。だったら、日常の行動範囲はEVで、それを超えたらハイブリッドカーとしてという、PHVはすごく現実に近いクルマだと言うことになりますよね。

もっとも我が家はマンション、しかも立体駐車場なので、充電設備がありません。部屋から延長コードを垂らすわけにもいかないので、PHVと言えども外で充電するしかないんですよ。となると、プリウスで十分ということになるんですね、これが。

PHVは確かに魅力的ですが、自分のライフスタイルを考えてハイブリッドカーで十分、いやいやウチはEVでというように、エコカーのバリエーションが広がることによって、ユーザーが選びやすくなる、これがまずはプリウスPHVの存在意義なのではないでしょうか。

余談ですが、以前首都高をプリウスPHVで走ったときに、クルマがあまりに静かなので、周りの音がすごくうるさく聞こえたり、風切り音がかなり気になったり、そういった発見(?)があったのを改めて思い出しました。PHVが増えてきたら、もっとロードノイズの低い低燃費タイヤなんていうのも、求められることになりそうですね。

あっ! でもエコカーだらけになったら、皆が静かになるからそれでいいのかも!?

《竹岡圭》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  2. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
  3. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  4. カワサキ『メグロK3』2027年モデル、10月17日発売へ 価格は141万9000円
  5. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る