ラリージャパン展開…フォードが弱いのかシトロエンが強いのか?

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
セバスチャン・オジェ
セバスチャン・オジェ 全 9 枚 拡大写真

シトロエン・レーシングの記者発表会(5日)に参加した、ラリージャパン参戦のドライバー3名に記者たちからいろいろな質問が飛んでいた。

今年の日本の異常な暑さは競技に影響があるか、との質問に対し、セバスチャン・オジェは「競技車両の中は外気より10〜15度くらい暑くなるので、札幌はもう少し涼しいと助かるのだが」との答えだ。セバスチャン・ローブは、「札幌はここよりもう少し涼しいだろう。たぶん影響は少ないと思う」と、ここでも「アイスマン ローブ」の呼称に恥じないコメントだ。日本の異常気象もローブの冷静さを狂わすことはないのだろう。

そのローブに対して、今年は昨年と違ってライバルフォードとの混戦が少ないようだが、これは、フォード『フォーカス』が弱いのか今年のシトロエン『C4』が進化しているのか、という質問がなされた。

ローブいわく、「この問題は何度もチームで議論しているが、C4はどちらかというと進歩は止まっており、昨年仕様と大きな性能アップはない。フォードは前半の調子の悪さを引きずって自信をなくしているのかもしれない」と分析していた。

ここまでくると、ラリージャパンと相性のよいフォードのミッコ・ヒルボネンの奮起によって波乱を期待したい。ラリージャパンの開幕は8日だ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  2. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る