電気化学工業、製造拠点をシンガポールに新設…新興国の自動車内装材

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電気化学工業)は、AS樹脂やABS樹脂の耐熱付与材のスチレン系共重合樹脂「デンカIP」を製造するプラントをシンガポールに新設する。

約30億円投じて工場を建設、2012年4月から稼動する予定。生産能力は年産2万t。

同社は千葉工場でデンカIPを年間1万6000tの生産能力を持つ製造設備を保有している。一方で、中国やインド、中東諸国など、新興国の自動車市場の成長に伴って、自動車内装材向けなどで受注が好調で、フル稼働となっている。今後も製品の需要拡大が見込まれるため、新興市場向けに供給しやすいシンガポールにプラントを設け、受注拡大に対応していく。

付加価値の高いスチレン系製品を強化すると同時に、中国を中心としたグローバル市場で販売拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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