フェラーリ 599 のオープン、極秘に内覧会…招待客の証言

自動車 ニューモデル 新型車
599
599 全 3 枚 拡大写真

フェラーリが『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)に設定するオープン仕様、『599ロードスター』。フェラーリが極秘に、そのモデルの内覧会を済ませていたことが判明した。

これは、欧米の複数メディアが明らかにしたもの。フェラーリは8月中旬、米国カリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」に合わせて、599ロードスターの内覧会を開催。フェラーリ・ユーザーの中でも、とくに選りすぐられた顧客が、この内覧会に招待されたという。

ところで、フェラーリが最後に12気筒オープンを発売したのは、2005年。『575Mマラネロ』をベースに、電動ガラスルーフを採用した『スーパーアメリカ』を、世界限定599台でリリースしている。日本には20台が正規輸入され、価格は3024万円からだった。

このスーパーアメリカには、ガラスルーフが180度回転して、トランクに収納されるメカニズムを導入。しかし、内覧会に出席した招待客の証言によると、599ロードスターはソフトトップを採用しており、スーパーアメリカよりもシンプルなオープン機構だったという。

さらに、興味深いのがエンジンに関する証言。6.0リットルV型12気筒(620ps、62kgm)は、限定599台が即完売した『599GTO』と共通スペックが与えられ、最大出力670ps、最大トルク63.2kgmを引き出すという。

ソフトトップによって重量増を抑え、クーペよりもパワフルなエンジンを載せた599ロードスター。2011年の半ばに、限定100台程度が発売される見込みである。極めてエクスクルーシブなフェラーリとなりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る