【e燃費チャレンジ】アクセルだけでなくハンドル操作もスムーズに…優勝者に聞く

エコカー ハイブリッド
プリウス
プリウス 全 12 枚 拡大写真

日本最大の燃費データベースサイト、e燃費のユーザーがマイカーでエコランを競うという新企画「e燃費チャレンジ 2010 in袖ヶ浦フォレストレースウェイ」。クローズドコースでの燃費競技で優勝したユーザーは、どのようなエコ運転を実践しているのだろうか。

総合優勝した矢野勝さん(トヨタ プリウス)の成績は31.7km/リットル。そのドライビングを見ていると、きめ細かなスロットル操作だけでなくスムーズなコーナーリングが印象的だった。矢野さんによると、以前は4WDのターボ車を所有しており、カートなどでサーキットの走行経験も豊富という。

「先進的なクルマに乗ってみたくて、5年前に4WDターボのスポーツセダンからプリウスに乗り換えました。普段は燃費といえば生活の一部ですが、その燃費をこういった一定のレギュレーションのもとで競うのは、スポーツのようで楽しいですね。普段は燃費が伸びるシーズンではリッター22から26キロくらい。年平均でも20キロはくだりません。」

「燃費運転というとアクセル操作に気を取られがちですが、実はコーナーリングも燃費に効いてきます。サーキットをカートで走った経験から、(モータージャーナリストの)萩原(秀輝)さんもおっしゃっていましたが、急ハンドルは走行抵抗が増えてしまうので、ハンドルを切りすぎて失速しないように気をつけました。また、回生ブレーキも有効に活用できるようにスムーズなブレーキ操作を心がけました。」

「効果的だったのは、妻に助手席に乗ってもらい、タイムキーパーをやってもらったこと。基準タイムよりも早すぎても遅すぎても燃費加算を食らってしまいますので、基準タイムをトレースするためです。もちろん1人分の重量増で燃費には不利ですが、タイムキーパーのおかげでペナルティ回避のため無駄にスロットルをあおったりせずに済みました。妻に感謝です。」

《レスポンス編集部》

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