日本海の砂浜をオフロードカーが駆け抜けた! 

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
第12回かしわざきオフロード・フェスティバル
第12回かしわざきオフロード・フェスティバル 全 18 枚 拡大写真

新潟県柏崎市の柏崎みなとまち海浜公園で11日、砂浜を利用したオフロードカーイベント「第12回かしわざきオフロード・フェスティバル」が開催された。県外からの参加者も多く約50人のオフローダーがイベントに参加、30度を越える暑さに負けない熱い走りを見せた。

写真18枚:砂浜を駆け抜けるオフロードカー

かしわざきオフロードフェスティバルは今回で12年目。3年前、中越沖地震で市街に多くの被害が出た時も、有志達が資金を集め開催したという歴史を持つ。11日、開会式に参加した会田洋市長は「震災の際も(このイベントのおかげで)多くの市民が元気づけられた。これからも続けていって欲しい」と述べた。

11日は、一般参加者による0〜200mサンドドラッグレース、1周1000mのサンドジムカーナのほか、NASCが主催する全日本ダート耐久シリーズ第3戦の公式練習がおこなわれ、日本海をバックに砂煙を巻き上げながら爆走するオフロードカーにギャラリーも夢中になった。

また、今回のイベントの目玉のひとつが、米国コロラド州で開催されたヒルクライムレース「2010パイクスピーク」のEVクラスで見事優勝を飾ったEVレーシングカー「HER-02」の展示だ。「EV用タイヤの可能性を追求するため」として横浜ゴムが開発したもので、三洋製リチウムイオン電池と米ACR社製モーターを搭載する。会場には優勝ドライバー塙郁男選手も駆けつけ、サイン会や実況をおこなうなどイベントを大いに盛り上げた。

このほか会場では「EV・PHVタウン構想」の実施地域に選定されEV普及をめざす柏崎市ならではのエコカー試乗コーナーが設けられ、試乗車として三菱『i-MiEV』が用意されたほか、スバル『プラグインステラ』、ホンダ『インサイト』、『CR-Z』などが展示された。

かしわざきオフロード・フェスティバルは12日も開催。サンドドラッグレース、ダート耐久レース、NASC全日本ダート耐久レースの本戦がおこなわれる予定。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る