【アウディ RS5 日本発表】R8を超えてしまった

自動車 ニューモデル 新型車
RS5
RS5 全 6 枚 拡大写真

アウディの一般的な生産ラインではなく、ハイパフォーマンスモデル専用の「クワトロGmbH」で最終組付けがおこなわれる『RS5』。エンジンも熟練工が1基ごとに手作業で組み付けるなど、1204万円という値段に見合うスペシャルな仕立てになっている。

一部のファンは、「RS」なのにエンジンの形式が「S」と同じV8の4.2リットルであることを気にするかもしれない。「たしかにどちらもV8の4.2リットルで、形式でいえば一緒です」とアウディ・ジャパン商品企画部長の野田一夫さん。

「しかし、吸排気系や燃料噴射などを改良したことで馬力が96ps上がっています。非常にゆとりがあるエンジンです」。

RS5に積むV8エンジンで注目したいのは、最高出力を発生する回転数が8250rpmときわめて高いこと。9000rpmまで刻むレブカウンターは伊達じゃないのだ。

そしてこのエンジンを、アウディのほかのモデルと比較してみると実に興味深い。なんと、『R8』のV8モデルよりもハイパフォーマンスなのである。R8とRS5を比較すると、最大トルクは430Nmと同一ながら、最高出力はR8が309kW(420ps)なのに対してRS5はそれを上回る331kW(450ps)。強靭な心臓を持っているのだ。0-100km/h加速のカタログ値は、いずれも4.6秒となっている。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る