失語症発症後のコミュニケーションをWiiやiPadでサポート

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WiiやiPadをコミュニケーションの助けとする実験が行われています。

ロンドンシティ大学と英国脳卒中協会は、脳卒中から失語症を発症してしまった人がコミュニケーションを取る実験を行っています。

失語症とは言葉を理解したり話したりする能力に影響が出る病気。実験ではWiiとiPadが使用され、ジェスチャーによるコミュニケーションをサポートします。

ロンドンシティ大学のStephanie Wilson氏は「ジェスチャーをトラッキング及び認識するテクノロジーは、アップルのiPadのタッチスクリーンから任天堂のWiiリモコン、携帯デバイスなしにユーザーの動きを追えるマイクロソフトのKinectまで新たなゲームとコンピューティング環境にあまねく存在しています。我々はこうしたテクノロジーが失語症のリハビリに適合性を持つと評価します」と高く評価しています。

ロンドンではすでに30のプロトタイプが稼働しており、ジェスチャーによるコミュニケーションが試みられているとのこと。

英国脳卒中協会によれば、英国では毎年15万人が脳卒中にかかり、4万5000人が失語症を発症するとされており、WiiやiPadがこうした人々への助けになるといいですね。

《水口真@INSIDE》

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