天気を味方につける…ウェザーニューズがインディジャパンをサポート

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

ウェザーニューズは、17~19日にツインリンクもてぎで開催される「INDY JAPAN 300 mile」(インディジャパン300)の運営を気象面からサポートする。

今年で2回目の運営支援となるウェザーニューズでは、昨年同様、予報センターのメンバーを会場に常駐させ、上空のデータや気象衛星、気象レーダーなどの情報、会場周辺の一般サポーターから寄せられる天気情報を加えた高精度な短時間予報を活かし、大会運営をサポートする。

インディカーレースはカーブの少ない楕円のトラックを周回し、平均速度300km/h以上と早いスピードでレースが繰り広げられるので、レースカーは雨によるスリップ、風による横転事故の可能性が高い。レースは雨が降り出したら中断(もしくは中止)、風も風速10m/sを超えると中断となる。

またツインリンクもてぎは丘陵地帯に位置し、分水嶺が入り組んでいる地形にある。風が複雑に入り組み、局地的な雲や「ゲリラ雷雨」が発生しやすい。

気象予測は、地上や上空データ、衛星、レーダーなどのデータに、会場周辺のサポーターから寄せられた『ウェザーリポート』や『10分天気予報』による実況情報、体感の情報も加味し、判断する。サポーターから寄せられる“今”の天気は、観測機を配備していないエリアの天気を把握する上で、貴重な情報となる。

また、突発的かつ局地的に発生する雨雲を捕捉するために開発された、高頻度気象レーダー「WITHレーダー」を搭載した観測車を稼働させる。従来のレーダーでは捉えることのできない対流圏下層(上空2km以下)の現象を、6秒毎に半径50kmの範囲を高頻度観測し、雨雲の移動速度、移動方向、雨の強さを観測できる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る