【パリモーターショー10】ランボルギーニ 新型車、軽量化を約束

自動車 ニューモデル モーターショー
14日に公開された新型車のティーザー写真
14日に公開された新型車のティーザー写真 全 2 枚 拡大写真

ランボルギーニは14日、30日に開幕するパリモーターショーで公開する新型スーパーカーに関して、「マニフェスト」とも受け取れる異例の宣言を行った。

このマニフェストは、同社のステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOの名前で出されたもの。新型スーパーカーでは、最高速の追求だけでなく、ハンドリングと加速性能の向上が謳われる。

ステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「スーパーカーは、最高速300km/h以上の性能を備える。しかし、これはサーキットでしか引き出せない性能。我々は、スーパーカーが最高速よりも、ハンドリングと加速性能の向上にシフトする時期がきたと考えている」と述べた。

そのために、新型車では大幅な軽量化に取り組む。マニフェストでも、この点が強調された。ステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「80年代の半ばから、主に衝突安全性能を向上させるため、ランボルギーニ車の平均ウェイトは500kg増した。しかし、新型スーパーカーでは、カーボンファイバーを効果的に使い、大幅なウェイトダウンを達成する」と語った。

また、ランボルギーニは新型スーパーカーのティーザー写真第2弾も公開。エンジンカバーの一部だろうか、10個並んだ放熱ダクトのようなものが確認できる。

この新型スーパーカーは『ムルシエラゴ』の後継車と見られ、ネーミングは『イオタ』が有力だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る