燃料タンク小型化は「お客様の理解必要」---有重・日産部長

エコカー 燃費
エルグランド新型
エルグランド新型 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の有重邦雄先行車両開発部長は、15日の軽量化技術説明会の席上、燃料タンクの容量小型化について、顧客の理解が必要との考えを示した。

[写真はエルグランド]

タンクの容量を小さくすれば、搭載燃料の軽減による車両の軽量化が確実に図れる。このため、スズキの鈴木修会長兼社長は軽自動車などでの大き過ぎるタンクに疑問を呈している。

有重部長は「パワーソースの改良などで燃費改善が進んでおり、われわれにも今のタンク容量が必要かとの議論はある」という。

ただ、現状では「容量が小さいと、お客様が長く走れないのではと不安をもたれるのが実情」と指摘、実現には顧客の理解が広がる必要があるとの見方を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『キャシュカイ』の新型e-POWER、燃費15%改善でセグメントトップレベルに…独ADACがテスト
  2. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  3. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る