【パリモーターショー10】ポルシェ 911カレラ に最上級の“GTS”

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911カレラGTS
911カレラGTS 全 7 枚 拡大写真

ポルシェは15日、『911カレラGTS』の概要を明らかにした。『911カレラS』をベースに、さらなる高性能化を図った1台だ。911カレラGTSは、オープン仕様の『911カレラGTSカブリオレ』とともにパリモーターショーでワールドプレミアとなる。

ポルシェはまず、エンジンのパワーアップを実行。3.8リットル水平対向6気筒エンジンは、吸排気系の専用チューンによって、最大出力408psを発生。これは、911カレラS比で23psパワフルだ。最大トルクは42.8kgmだが、911カレラSよりも200rpm低い4200rpmで引き出される。

トランスミッションは、6速MTまたは7速PDK。スポーツクロノパッケージの場合、0 - 100km/h加速は4.2秒、最高速は305km/hと、カレラSを0.1秒、3km/h上回る。

エクステリアは、『911カレラ4』と同じワイドボディが採用されるのが特徴。全幅はカレラS比で44mm拡大され、これに伴い、トレッドも広げられた。駆動方式はRR。タイヤは前235/35ZR19、後ろ305/30ZR19サイズを履く。

内外装も専用テイストでまとめられた。フロントリップスポイラーやサイドスカートは、ブラックで塗装。インテリアはブラック基調だ。シートやステアリングホイールは、アルカンターラで仕上げられる。

911カレラGTS、911カレラGTSカブリオレは、30日に開幕するパリモーターショーで披露。欧州では年内に販売がスタートする。日本では10月15日より予約を受け付ける。

日本での販売価格は911カレラGTSが1604万円、911カレラGTSカブリオレが1852万円。トランスミッションは7速PDKのみの設定となる。

《森脇稔》

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