環境自動車税を12年度創設へ…総務省

自動車 社会 行政
12年度創設へ…総務省
12年度創設へ…総務省 全 2 枚 拡大写真

総務省は15日、自動車関係の税制を検討する「自動車関係税制に関する研究会」の報告書を公表。報告書は、現在の自動車税(地方税)と自動車重量税(国税)を一本化し、CO2排出削減に資する「環境自動車税」(地方税)の創設を提言した。

総務省は、エコカー減税が期限切れとなる、2012年度の創設を目指す。

自動車関係税制に関する研究会は、原口総務大臣の指示により2010年3月から、座長に神野直彦東京大学名誉教授を迎えて開催、地球温暖化対策等に資する観点からCO2の排出抑制に寄与する車体課税のあり方を検討するとともに、複雑な自動車関係諸税の簡素化等について検討してきた。

創設が提言された環境自動車税は、地方税にふさわしいとの見解が出され、使途に関しては、自動車税、自動車重量税は現在ともに一般財源であり、一本化後も引き続き一般財源とすべきとした。

また、軽自動車と小型自動車の税負担水準の大幅な格差を合理的に説明することは困難との考えが示され、仮に税率を引き上げる場合には、段階的に行うことも考えられるとした。ただ、対象に軽自動車等を取り込むには課題があり、今後更に検討を深める必要性を示した。

また、取得段階の課税としての自動車取得税は、少なくとも当面は維持すべきとされた。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る