豊田通商、ベンチャーに出資…非自動車分野に投資

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、世界で初めてとなるナノテクノロジーを活用した次世代光学材料「ナノバルーンシリカ」を製造開発するベンチャー企業のグランデックスと資本提携すると発表した。

グランデックスが発行する第三者割当増資を引受ける。豊田通商は、市場拡大が見込まれるLEDなどの環境・光学事業分野への新事業支援に取り組む。

次世代光学材料であるナノバルーンシリカは、名古屋工業大学セラミックス基盤工学研究センターの藤正督教授が超微細技術であるナノテクノロジーを活用して発明した世界初のナノテク光学材料。

豊田通商は、安定的な経営を目指して2015年までに自動車分野:非自動車分野の収益比率を50対50にするとことを掲げている。この一環で、半導体などのエレクトロニクス製品の原材料として使われるシリカの無機材料を仕入・販売している電材部が、日本の新技術・新材料を事業化するための調査を行ってきた。

豊田通商は、グランデックスへ出資するととも国内外の販売代理店契約を締結し、ナノバルーンシリカのターゲット市場である環境・光学分野での事業化を推進する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る