フォルクスワーゲン、メキシコに新エンジン工場建設

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新型ミッドサイズセダン
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フォルクスワーゲングループは22日、メキシコに新しいエンジン工場を建設すると発表した。

新工場は、メキシコ中央部のグアナファト州シラオに位置。年内には工場建設に着手し、2013年の稼働を目指す。フォルクスワーゲンは、新工場建設やエンジンの開発に5億5000万ドル(約467億円)を投資。約700名の新規雇用を創出する計画だ。

同工場では、年間33万基のエンジンを製造予定。メキシコの車両生産拠点で新型『ジェッタ』などを生産するプエブラ工場と、現在建設中の米国車両生産拠点、テネシー州チャタヌーガ工場へと送られる。

フォルクスワーゲングループは2018年までに、米国で年間100万台を販売する目標を掲げる。目標達成に大きな役割を果たすと見られるのが、新型ジェッタと新型ミッドサイズセダン。シラオ新工場で製造されるエンジンは、チャタヌーガで2011年から生産される新型ミッドサイズセダンにも搭載されることが決定している。

同社のヨケム・ハイツマン取締役は、「北米は重要市場のひとつ。プエブラ工場の増強、チャタヌーガ&シラオ新工場の建設は、北米における攻めの姿勢を示すもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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