ダイハツ ハイゼット、走行中にバックドアが開く

自動車 ビジネス 国内マーケット
ハイゼット(不具合箇所)
ハイゼット(不具合箇所) 全 2 枚 拡大写真

ダイハツ工業は24日、『ハイゼット』のバックドアに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、1999年1月18日~2010年4月27日に製作された8546台。

不具合は、(1)製造工程でバックドアの建付け調整が不十分なものがあり、ドアロックとドアストライカーの噛み合い角の設計も不適切なため、ドアが確実に閉まらず、走行中にドアが開いて積載物が落下するおそれがある、(2)バックドアステー取付けボルトの締め付けトルクが不足しているものがあり、ドアの開閉によってボルトが緩み、ステー取付部が外れてバックドアを保持できなくなるおそれがある---の2か所。

(1)については全車両、バックドアの建付けを調整するとともに、ドアロックとドアストライカーを対策品と交換する。(2)については全車両、バックドアステーの取付けボルトを接着剤付きボルトに変更し、規定トルクで締め付けるとともに、バックドアステー取付け部のナットが外れている場合にはナットも交換する。

不具合発生件数は(1)が24件、(2)が15件で、市場からの情報で発見した。いずれも事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る