日立とパナソニック、スマートコミュニティで協力…エネルギー管理システムを共有化

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所とパナソニックは、グローバル市場でのスマートコミュニティ関連事業で協力関係を構築することで合意した。

日立が強みを持つコミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)技術と、パナソニックが強みを持つホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)技術をベースに、新しい技術の実用化と普及をめざして、インターフェイスの共同開発や標準化への取り組みなどを推進する。

CEMSは、風力発電、大規模太陽光発電などの新エネルギー発電も含めた発電設備からの系統電力の供給側と、戸建て住宅、マンションやオフィスビル、電気自動車(EV)の充電システムなどの需要側のシステムを連携させ、管理・運用するシステム。

HEMSは、各家庭の家電製品、太陽光発電機器、家庭用EV充電器や蓄電池などの設備機器をつなぐことで、家全体のエネルギー使用量、省エネ目標値の達成状況やアドバイスを見える化するシステム。

今回、それぞれで開発してきた日立のCEMS技術とパナソニックのHEMS技術をベースに、インターフェイスの国際標準化の共同研究開発を視野に入れたアクセス方式の共有化を行う。同時に、CEMS、HEMS関連事業の市場情報などを共有して、実用化や普及を促進していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る