日立とパナソニック、スマートコミュニティで協力…エネルギー管理システムを共有化

自動車 ビジネス 企業動向

日立製作所とパナソニックは、グローバル市場でのスマートコミュニティ関連事業で協力関係を構築することで合意した。

日立が強みを持つコミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)技術と、パナソニックが強みを持つホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)技術をベースに、新しい技術の実用化と普及をめざして、インターフェイスの共同開発や標準化への取り組みなどを推進する。

CEMSは、風力発電、大規模太陽光発電などの新エネルギー発電も含めた発電設備からの系統電力の供給側と、戸建て住宅、マンションやオフィスビル、電気自動車(EV)の充電システムなどの需要側のシステムを連携させ、管理・運用するシステム。

HEMSは、各家庭の家電製品、太陽光発電機器、家庭用EV充電器や蓄電池などの設備機器をつなぐことで、家全体のエネルギー使用量、省エネ目標値の達成状況やアドバイスを見える化するシステム。

今回、それぞれで開発してきた日立のCEMS技術とパナソニックのHEMS技術をベースに、インターフェイスの国際標準化の共同研究開発を視野に入れたアクセス方式の共有化を行う。同時に、CEMS、HEMS関連事業の市場情報などを共有して、実用化や普及を促進していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る