GM、新型ポリスカーをテスト…ライバルを超える性能を確認

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレー カプリス PPV
シボレー カプリス PPV 全 8 枚 拡大写真

GMは21日、新型ポリスカーのシボレー『カプリスPPV』(ポリス・パトロール・ビークル)が、社内テストにおいて、フォードとクライスラーのポリスカーを上回る動力性能を示したと発表した。

カプリスPPVは、6.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力355ps、最大トルク53.1kgmを発生する。トランスミッションは、6速ATだ。

GMはこのカプリスPPVを、米ライバル2社のポリスカーと比較するため、社内テストを実施。フォード『クラウンビクトリア・ポリスインターセプター』と、ダッジ『チャージャー・ポリスパースト』をテストコースに持ち込み、加速性能やハンドリング性能をチェックした。

GMによると、カプリスPPVは0-96km/hと0-160km/hの加速テストで、ライバル2車を凌駕。最高速とブレーキテストにおいても、フォードとダッジを上回る性能を示したという。

カプリスPPVは2011年春から、全米の警察へ配備される予定。GMのジョイス・マットマン氏は、「米国の警察は、モダンで高性能な後輪駆動モデルを求めている。カプリスPPVこそ、最高のポリスカーにふさわしい」とアピールしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る