スバル フォレスター 米国仕様、新ボクサーエンジンを先行搭載

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新エンジンが搭載されるフォレスター2011年モデル(米国仕様)
新エンジンが搭載されるフォレスター2011年モデル(米国仕様) 全 2 枚 拡大写真

スバルオブアメリカは24日、2011年モデルの『フォレスター』を発表した。スバルが23日に発表したばかりの新世代ボクサー(水平対向)エンジンを、日本に先駆けて搭載している。

米国向けのフォレスターには、大別してNAエンジンの「2.5X」とターボエンジンの「2.5XT」の2グレードがある。このうち、NAエンジンの2.5Xが、新型エンジンに切り替わる。

新開発の2.5リットル水平対向4気筒エンジンは、ボアとストロークが変更され、排気量は2457ccから2498ccへ拡大。ベルト駆動のOHCから、チェーン駆動のDOHCに進化を遂げた。最大出力は170psと変わらないが、発生回転は若干低められている。

また、最大トルクは24kgmを4100rpmで発生。従来よりも0.5kgm太いトルクは、300rpm低い回転数で引き出される。

燃費の向上も新エンジンの特徴。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地8.93km/リットル、高速11.48km/リットルと、従来比で約5%の改善を果たした。

2011年モデルのフォレスターの価格は、2万0495ドル(約173万円)から。新型2.5リットルエンジンは、米国では主力ユニットに位置づけられるため、『レガシィ』や『インプレッサ』にも、順次搭載されると見られる。

《森脇稔》

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