JR東日本、お召し列車を2年ぶりに運行

自動車 社会 社会
JRお召し列車2010秋
JRお召し列車2010秋 全 6 枚 拡大写真

JR東日本は26日、千葉国体(第65回国民体育大会)の競技を観戦するために千葉県内をご訪問中の天皇・皇后両陛下のご移動用として、皇族専用の特別車両を組み込んだ「お召し列車」の運転を行った。

今回の行幸啓では房総半島を一周するスケジュールが組まれているが、26日のご訪問が予定されていた外房地区(茂原〜勝浦〜鴨川)は主要道が片側1車線区間の続く国道128号しかなく、移動に時間を要することや、車列を通すための交通規制が掛かった場合には「一般車両の通行にも大きな影響が出る」と想定されたことから、ご移動時の鉄道利用が決まったとみられる。

お召し列車に使用された車両は、2007年に製造されたJR東日本所属のE655系で、編成の中間に「E655-1特別車両(TR車)」を組み込んでいる。E655-1特別車両が組み込まれた状態でお召し列車として走行するのは、2008年11月にスペイン国王夫妻を両陛下が茨城県までご案内されて以来。今回が2回目となる。

お召し列車として走行する場合、車両の前面部には国旗と菊の紋章の飾り付けがなされるが、その雄姿を一目見ようと、JR外房線の沿線には多くの鉄道ファンが訪れた。

26日は蘇我〜茂原(午前)、茂原〜勝浦(午後)の経路で運転。27日は館山〜東京(午後)の経路で運転される予定となっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る