フォード、車種の大幅リストラを計画…CEO発言

自動車 ビジネス 海外マーケット
アラン・ムラリーCEOは27日、ロンドンで行われた公演の中で車種ラインナップの縮小を示唆
アラン・ムラリーCEOは27日、ロンドンで行われた公演の中で車種ラインナップの縮小を示唆 全 6 枚 拡大写真

フォードモーターが、車種ラインナップの大幅整理を計画していることが判明した。

これは27日、同社のアラン・ムラリーCEOが、英国ロンドンで行った講演で明らかにしたもの。同CEOは、「将来的にフォードの車種ラインナップは、20車種程度に絞り込むのが望ましい」と述べた。

ムラリーCEOがフォードのトップとなった2006年当時、フォードは97車種を擁していた。しかし、その後、同CEOはブランド売却などのリストラを積極的に推進。最近では、米国向けブランド、マーキュリーの廃止を決定している。

車種ラインナップ縮小の目的は、コスト削減だ。車台を減らすことで、効率的な新車開発を進める狙いがある。ムラリーCEOは講演で、「エンジニアリングの質を高めることにも集中できる」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. オランダの愛好家が10年で完全復元した、世界に1台だけのポルシェ『356A』
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る