25日午前7時ごろ、山口県防府市内の市道で、スーパーマーケット敷地内から滑走してきた中型トラックと壁の間に警備員の男性が挟まれる事故が起きた。男性は病院に収容されたが、意識不明の重体となっている。
山口県警・防府署によると、トラックはエンジンに不具合を起こしてスーパーマーケットの敷地内へ半ば乗り入れた状態で停止。居合わせた警備員らが車体を敷地内へ押し入れようしたところ、傾斜路を滑走。63歳の男性警備員が車体と壁面の間に挟まれた。
男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打で意識不明の重体。警察はトラックの運転者から事情を聞いている。
現場は防府市戎町2丁目付近。トラックは運転者がサイドブレーキを解除した直後、前方に動き出したという。