【パリモーターショー10】フィスカー、PHEVの量産型を発表

自動車 ニューモデル モーターショー
フィスカー・カルマ
フィスカー・カルマ 全 8 枚 拡大写真

カリフォルニアに本社を置くフィスカー・オートモーティブは9月30日のパリモーターショーでPHEV(プラグインハイブリッド)車、フィスカー『カルマ』のプロダクションモデルを発表した。

フィスカー・カルマは4人乗りのプラグインハイブリッド車で、フロントにGM製2リットル4気筒「エコテック」ガソリンターボエンジンを発電用に搭載、リアに搭載される2個のモーターで後輪を駆動する、「Qドライブ」と呼ばれるシリーズハイブリッド方式を採用。

1回の充電の航続距離はEVモードのみで80km、発電用エンジンを併用すれば最長480kmの走行が可能。モーターの出力は300kW最大トルクは1300nMを発揮、スポーツモードでの性能は最高速度200km、0-60mph加速5.9秒をマークする。既に発表されている価格は8万8000ドル、

全長4990mm×全幅1980mm×全高1330mmのロングノーズボディはこれまで発表されてきたコンセプトモデルをほぼそのまま踏襲、22インチホイールやルーフ全面を覆うソーラパネルもそのまま活かされる。インテリアもセンターコンソールのデザインが一部リファインされた以外10.2インチのタッチパネル式のコントロールパネルやレザーインテリアのデザインもそのまま採用されている。

フィンランドにあるバルメットオートモティブ社に委託生産することが決定しており、これまで幾度となく延期されてきた発売時期に関しては、今回2月と発表された。

《ケニー中嶋》

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