【パリモーターショー10】三菱 i-MiEV 欧州仕様、補助金で3万ユーロ以下に

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三菱 i-MiEV 欧州仕様
三菱 i-MiEV 欧州仕様 全 10 枚 拡大写真

三菱自動車は9月30日、パリモーターショーで今年12月に発売予定の欧州仕様『i-MiEV』を発表した。

導入に向け、11台の試験車両を用いてヨーロッパで20万kmにも及ぶ試験走行を行ったという欧州仕様のi-MiEVは、国内版と同じ水島工場で10月から生産開始。ヨーロッパ14か国(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス)で12月から販売開始される。バッテリー込みの販売価格は3万3千~3万5千ユーロに設定されるが、各国の政府補助金により実勢価格は3万ユーロ以下となることも発表された。

欧州仕様i-MiEVの国内仕様との違いは、主に欧州安全基準のクリアを目的として大型化された前後バンパー、サイド/カーテンエアバッグ及びASC(アクティブ・スタビリティ・コントロール)リアフォグランプの追加とヘッドレストの大型化等に加え、ブレーキブースターの強化、バックミラーの大型化、チャイルドシートアンカーとイモビライザーの装備、更に新設計された軽量アルミホイールとインパネデザインの変更も施されている。これら変更の結果、欧州仕様のスペックは全長が3395mmから80mm長い3475mmに、重量も1100kgから10kg増の1110kgになった。

同時期にPSAグループにOEM供給開始されるシトロエン『C-ZERO』とプジョー『iOn』も、欧州版『i-MiEV』に准じた仕様、スペックになるとのことだ。

《ケニー中嶋》

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